自分と周りの速度のギャップ

2022-06-05 | からnakmas | ファイル: 傾聴 / Active Listening, 発達障がい.
※「センシティブ」の意味は、テレビ番組の一部なので、著作権関連と思います。。。

自分の手の動きと頭の回転速度のギャップ

自分と周りの人やモノとのギャップ

いわゆる発達障がいや学習障がい(があると言われる人)界隈では、
結構よく聞かれる話。
これをTVというメディアで言語化してくれたことに価値があると思う。
(激レアさんという、主流の話ではないとはいえ)

学習面でのギャップ

算数や数学の文章問題の意味がまったく読み取れない。
図形問題で1mmもどうしたらよいかわからない。
でも、いざ式が立てられると、おそろしい速度で計算を処理して、
答えを出してしまう。

国語でも、文章の意味がまったく読み取れない。
でも、頭の中や紙の上で視覚化できると、
そのとたん一気に理解が進んで、問題が解ける。

その他の教科や、勉強だけではない分野でも、
こうした”異能”はたくさんありますね。

こういうギャップの辛いところ、そして対処方法

こうした”異能”の問題点は、コントロールがあまり効かないこと。
本人がいちばん気づかない。または、いったん発動すると暴走ぎみになってしまう。

本人の頭の中だけで動くので、
許容量の中であれば問題ないが、少し難しくなる、または経験がないとすぐにあふれてしまい、フリーズする。
頭の外に出せばいいのにそれがしにくい。
例えば、他の人に質問する。でも、聞き方がわからない。
そして「察してよ」または寄りかかるモードになってしまう。
→残念ながら、本人も周りも混乱という結果に。。。

例えば、メモする、書き出す。
実際は、”メモ程度”に書くことが不得意な場合が多い。整理することが得意でない。

この解決、というか、この部分の克服は、
今わかっているところでは、地道は思考訓練しかないです。
でも3~6か月ほど、週一回でもやっていくと、
かなり習慣化し、頭の外に出せるようになってくることもわかってきました。


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