「スタジオミュージシャン」という生き方と行く先

2015年6月23日 | からnakmas | ファイル: 音楽 music.

Guitar Storyに吉野藤丸さんが出ていた。

スタジオミュージシャンとして数十年もやっていると、

街中で流れる曲やTVCMの曲で、
「あの曲、オレがやってる」「この曲も」となるんだそうだ。
その中には、「あの曲やりたくなかった」というのもちらほら。
でも、本当にやりたくなかった曲が大当たりすると、急に好きになったり。
仕事だと思ってそういう場数をこなしていくと、
「このイベントでしばらく回った仲間でバンド組もう」
「うちのレコード会社でアルバム作ってみない?」
なんて話が持ち上がってくる。
そうすると、好きな音楽を作ることが、やっと仕事になる。
表にずっと立ち続けられる人たちはごくごくひと握り。
彼らだって、いつも自分の好きな音楽ばかりを発表できるわけではないかもしれない。
レコード会社から新しい曲の発表を定期的に、
しかもだいぶきついスケジュールで求められているのだろう。
名前もそれほど表に出ない演奏家の方が、
音楽産業の中では圧倒的に多いのかもしれない。
その技術や音楽性を認められて、請われて、
もしくは仕事として与えられて音楽を作っていく。
業界は違えど、この表に立つ人と裏に回る人の構図は、
けっこう同じなんだろう。
下積み時代なんていうけど、サラリーマンは言ってみれば、
ずっと下積みなのかもしれない。別にそれが悪いとも思わない。
目的が「生活のため」だろうから。
でもある時、「自分で仕事を作りたい」「自ら組織を動かしてみたらどうなるか」
と考える人も出てくる。機会を得て(作り出して)、リスクを背負って、
独立起業なんてことになる。
この動きを許容できる、提供できる社会である方がよいかもしれない。

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