音楽を通して身体を知る

2013年7月4日 | からnakmas | ファイル: 未分類.

誰でも2オクターブ出せるヴォイストレーニング (平凡社新書) 野口千代子 (2012/11/17)「腹式呼吸には、気持ちが落ち着く、血行が良くなるなどの利点もあります。横隔膜には体の三つの神経回路のグループ(意思神経・交感神経・副交感神経)が繋がっていて、腹式呼吸をすると全身の交感神経と副交感神経のバランスがとれてくるからです。」(51頁)

とかく日本人は「一途になる」きらいがあるようだ。
音楽では、クラシックをやったら、邦楽をやったら、演歌をやったら、ずっとその道。
スポーツでも、野球を始めたら、家庭も学校も生活のすべてが野球になってしまう。
仕事でも、営業の仕事に就いたら、その商品を売ることしか組織も個人も考えなくなる。

一つのことを一生懸命やって、突き詰めていこうとすると、
実は特定のもの以外の、世界のいろいろなものにつながって、
いろんなことがわかってくるのが、どちらかというと自然なのに、
そういう流れを意図してかしてないのか、視界や思考に入れないようにする。

歌を歌うことは、身体を使った技術であって、
その技術を習得するためには、音楽に関わるものはもちろん、
身体の骨格から筋肉、喉の生物的な構造に精通することも大事だし、
訓練やメンテナンスの方法についても突き詰めていかないと、
結局よい結果は生み出せない。
そういうことに、筆者は日本の大学に行っていたときには思いも寄らず、
ウィーンの大学に行って初めて気づかされたそうな。


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