子どもの習い事を考える

2020-06-14 | からnakmas | ファイル:  子ども, こころの動き/Thoughts.

最近知り合った人から聞いた話。
その人が子供の頃、身体が弱かったそうで、心配したご両親が「身体と心も鍛えるために、剣道をやろう!」ということになった。

大事なところは「剣道をやらせよう!」ではなかったところ。実際にご両親は2人とも、初心者から娘と一緒に剣道を始めた。

そこから3つ、その後、妹さんの分も加わり、4つの防具が家の中にならぶことになった、ということだった。

そんな彼女は今、オンラインサロンを中心にコミュニティーを築いて成功している。

”習い事をさせる”

以前に英会話教室のアシスタントをしていた。ネイティブ教師につなぐために、初めて来られた方の話を聞いて、登録するという役目なのだが。お母さんと幼稚園くらいのお子さんの2人で来られることは結構あった。
「お二人とも登録されますか?」と聞くと、お母さんからのいつもの答えは、「私は結構ですので、子どもだけ」「私はもうムリだけど、息子/娘にやらせたいので」

ボランティアの無料英会話でもこんな感じだ。お金をかける習い事であれば、もっとこの傾向は強いだろう。

でもやっぱり「子どもにやらせたい!」なら、その気持ちを高めて、維持するなら、特に子どもが自分から「やりたい!」と言ったものでもないなら、親も一緒にやってみる方がよりモノになるんだろうと思う。

勉強も、宿題をやらせるために子ども尻を叩くだけでなく、親も学び続けているんだ!と見せてあげる方が、ひょっとしたら、尻を叩いたりしなくても、自分から机に向かうようになるかもしれない


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