自然の中の一部

2011年11月19日 | からnakmas | ファイル: 本 book.
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それは、肥料というものは、それが化学肥料であれ有機肥料であれ、リンゴの木に余分な栄養を与え、害虫を集めるひとつの原因になるということだ。肥料を与えれば、確かにリンゴの実は簡単に大きくなる。けれど、リンゴの木からすれば、安易に栄養が得られるために、地中に深く根を張り巡らせなくてもいいということになる。運動もロクにしないのに、食べ物ばかり豊富に与えられる子供のようなものだ。         現代の子供たちに、免疫系の疾患が増えていることは周知のことだが、肥料を与えすぎたリンゴの木にも似たことが起きるのではないか。その結果、自然の抵抗力を失い、農薬なしには、害虫や病気に勝つことができなくなるのではないかと木村は言う。(石川拓治『奇跡のリンゴ』 p.236)

とても真摯なルポ。 農薬なしにリンゴを栽培することは今までの常識からすると、 今我々がおいしくいただいているリンゴが自然環境に対してとても弱すぎるために、 不可能と言われている。 その常識を打ち破ろうと、真正面から数十年にわたって奮闘してきた1軒の農家の話。 以下のようなことを考えた。 ①人間はもっと自然環境の中の一部であるという自覚と、 その中での存在意義をしっかり認識しないといけない ②そこから全く外れたことをやっていくと、自然も人間自身もバランスを崩して、よくない方向に進んでいく。 その積み重ねで、気づいた時には元に戻るのはとても難しくなる


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