難民支援の現場から

2010-12-20 | からnakmas | ファイル: 本 book.

緒方貞子 ―難民支援の現場から (集英社新書)

明石さんの本にくっついていた広告で、気になった本。

国際問題、特に難民支援に関しての部分ももちろん説得力があったけど、
家族・文化について発言に気が留まった。

「女性はやっぱり価値の伝承者ですからね。もちろん男性ももっとしなきゃいけないと思うんですけれども、家庭を通して価値を伝えていくというのは非常に大きな女性の役割だと思います。家庭の中心に女性がいるということは、社会のコミュニティの中心に女性がいるということになるわけですから。それに、同じ出資をするにしても女性に出すほうが社会に与える効果が高いし確実なのです。たとえば食糧を例に挙げますと、女性は自分が多少食べなくても子供にあげたりしまるからね。」(115~116頁)

こういう見方で人や社会を支援するのって、素晴らしいこと。
ただモノを与えて与えて、一定期間経ったら「こんなものでしょう。はい終わり。」というやり方にはならないだろう。
魚を欲しがっている人に、魚をあげるのではなく、釣竿をあげて、釣り方を教える、ようなやり方にきっとなるだろう。


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