もうほとんと1年前になってしまった、以下の投稿。(まー時間の経つのは速い。。)
私立中学編入試験、その結果は…
ずっと読まれ続けているので、私立中高一貫校にお子さんを通わせていて、勉強についていけないなど辛い状況にいる親御さんが、そこそこいらっしゃるんだろうと予想している。
この生徒さんの通塾はそれ以来続いていて、 その後どんな様子かを、個人が特定できないようにしつつ、 それでも有益な情報のご提供となるようにしたい。
ラクになることはなかった
・実際のところ、編入しても、勉強の大変さから解放されることはなかった。
小テストとその再試験に追われる日々。
特に最初の頃は、こんなことなら前の学校に残っても変わらなかった、と思っている節もちらほら見えた。
ご家庭ではモロにそんな感情は表面化して、かなりつらい思いをされている様子を、親御さんからのご連絡でお聞きして、学校に気持ちが向かない日もそこそこ多く、体調を崩す時もあったようだ。
それでも、その子の偉いところは、この1年通い続けてきていること!これは紛れもない。
直近の定期テスト
・この1学期中間テスト、親御さんからご連絡があった。
今回のテストは、親は一切口出しをしませんでした。
・・・
そこまで日数が多かったわけではないですが、自分から机に向かう姿が見られました
とのこと。 結果、特に代数は前回から約20点アップ!本当によくがんばっている!
演習はもちろん、定着が難しい故に、口頭で合同条件の確認など徹底した反復もできている様子。
つまり。。。
学校選びはもちろん大切。 自分で、通いたいと思うか、センサーを働かせること、 それは自分の行動や判断に責任を持つことにもつながる。
あえて、だからこそと言いたいのだが、 いざ学校に入ってからは、自分が何にどのくらい気持ちを入れて取り組むか、 失敗しながらでも継続できるかが、最も大切なことなのだろう。
精一杯取り組んだ後、逃げたくなった時のために、
逃げ道や迂回路、休息ができる場所を用意しておくことも、
特に周りの大人にとって必要かもしれない。
さらに、何よりも、
生徒さんの言葉や状況、希望をいったんはそのままに聞き入れる
↓
それから調整に移る
この順序が、遠回りなようで近道、当たり前のようで何よりも効果的。
タグ: LearningCenter, StudyCenter, 中学編入, 傾聴, 発達特性
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